ヤンキースの松井秀喜が6日、本拠地ヤンキー・スタジアムでインディアンスとの3連戦初戦に臨んだ。松井は「4番・DH」で先発出場、3安打猛打賞の活躍で今季初の3試合連続マルチヒットをマークするとともに、同一シーズンでのメジャー自己最長新記録となる15試合連続安打を達成した。また、打率が3割4分2厘に急上昇し、ヤンキース戦の試合終了時点でアメリカンリーグ2位。ヤンキースは3-5で逆転負けを喫し、連勝が「3」で止まった。
ヤンキースが1点を追う4回、松井が四球を選んで無死の走者が出ると、続くジアンビーのタイムリー二塁打で同点。さらにカノにタイムリーヒットが飛び出して逆転に成功。しかし、終盤8回にヤンキースの3番手チェンバレンがつかまり、代打デルッチに3ランを浴びて試合をひっくり返された。
松井は1回1死一、二塁の第1打席、チェンジアップを打ち返してセンター前ヒット。第2打席は四球。5回1死一塁の第3打席は真ん中のストレートをとらえてライト前ヒット。第4打席は高めのカットボールをたたいてレフト前ヒット。この日は3打数3安打1四球の活躍を見せた。