ヤンキースの松井秀喜は21日、本拠地ヤンキー・スタジアムでオリオールズとの3連戦第3戦に「5番・DH」で先発出場し、5回に5号ソロ本塁打を放ち、4打数1安打1打点だった。試合はヤンキースが7-4と勝利を収め、9連勝となった。
ヤンキースの先発チェンバレンが1回、オリオールズ2番、ジョーンズの打球を右ひざにあてるアクシデント。チェンバレンはその直後に2本のヒットを打たれ交代するなど、波乱の出だしとなった。 ヤンキース打線はオリオールズ先発のイートンから1回に4点を先制。続く2回にも2点を加え、6-0と一方的な展開に。しかし、5回にオリオールズのロバーツがソロ本塁打を放ち、反撃に出たかと思ったが、その直後に松井のソロ本塁打で再び突き放し、試合の流れを決めた。 その後、点をとりあい7-4となったが、最後は9回にリベラが3人で抑え、ヤンキースが連勝を伸ばし9連勝とした。
松井秀喜は第1打席がセカンドゴロ、第2打席は空振り三振とオリオールズ先発のイートンに抑えられていたが、5回裏にまわってきた第3打席。2死ランナー無し、カウント1-3からの5球目を今季5号となるソロ本塁打を豪快にライトスタンド中段まで運んだ。続く第4打席はセカンドゴロに倒れたが、4打数1安打1本塁打1打点。通算打率は2割5分2厘