ヤンキースの松井秀喜は12日、本拠地ヤンキー・スタジアムでメッツとのインターリーグ3連戦初戦に「7番・DH」で先発。第3打席では今季9号となる3ランを放ち、4打数1安打3打点1本塁打とした。逆転に次ぐ逆転でシーソーゲームとなったこの試合。9回裏にメッツのセカンド、カスティーヨのタイムリーエラーでヤンキースがサヨナラ勝ちを収め、連敗を3で止めた。
2回裏にヤンキースのカノがライトスタンドに今季10号となるソロ本塁打を放ち、ヤンキースが1点を先制したが、3回表にヤンキース先発、チェンバレンの制球が乱れ、5四死球を出してメッツに1-2と逆転を許す。しかし試合は、3回裏にテシェイラの逆転2ランで、3-2と再びヤンキースがリードするシーソーゲームに。5回にはチャーチにタイムリー、シェフィールドに一発が出て、3-6とメッツに突き放された。
しかし、ここからヤンキースが反撃。5回裏にジーターのソロ本塁打で1点を返すと、松井秀の逆転3ランで再び試合をひっくり返した。
もつれたゲームはメッツが7回、8回にそれぞれ1点を追加し、7-8と1点を勝ち越す展開に。しかし、最後は9回裏に、メッツのセカンド、カスティーヨがまさかのタイムリーエラーで走者二人が生還し、ヤンキースが逆転サヨナラ勝ちを収めた。