ヤンキースの松井秀喜は29日、本拠地ヤンキー・スタジアムでタイガースとの3連戦初戦に「4番・レフト」で先発出場し、2本のヒットを放った。ヤンキースは2-6で敗れた。
タイガースがヤンキースの先発ヒューズの立ち上がりを攻めて初回に2点を先制。ヤンキースは2回にカノの第2号2ラン本塁打で同点に追い付いた。しかし、直後の3回にタイガースのグランダーソンに第3号ソロ本塁打、シェフィールドに第2号2ラン本塁打を浴びると、4回にもタイガースに1点を追加された。ヤンキースは8回にジーターの押し出し死球で1点を返し、9回にも松井の四球を足掛かりにジアンビーのタイムリーヒットで1点を返したが、追い上げは及ばず4-6で敗れた。
松井は、第1打席で9試合連続安打となるレフト前ヒットを放った。第2打席はピッチャーゴロ、第3打席はファーストゴロに倒れたが、第4打席にセンター前ヒットを打ち、17日のレッドソックス戦以来、今季6試合目のマルチヒットを記録した。第5打席は四球だった。この日は4打数2安打で、打率を3割2分6厘