ヤンキースの松井秀喜が8日、本拠地ヤンキー・スタジアムでインディアンスとの3連戦最終戦に「4番・DH」で先発出場、2安打を放ち同一シーズンで自己最長記録を更新する17試合連続安打をマークした。前日、首位打者に躍り出た松井は3割4分5厘に打率を上げたものの、ツインズのマウアーに1厘差の2位に後退。また、インディアンスの小林雅英は2番手で登板し、2/3回を投げて1失点。ヤンキースが6-3で逆転勝利を収め、勝率を5割に戻した。
ヤンキースが4回にデーモンの5号ソロ、ジアンビーの6号2ランの2発で3点を先制。5回表に同点に追い付かれるも、その裏、デーモンのタイムリー二塁打で1点を加え勝ち越しに成功。7回にはカノの4号ソロ、ベテミットの1号ソロと本塁打攻勢でインディアンスを圧倒した。一方、ヤンキースの先発ムシーナは5回3失点の内容で降板したものの、代わったオーレンドルフ、チェンバレン、リベラがインディアンス打線に追加点を許さなかった。ムシーナは今季5勝目(3敗)、リベラは9セーブ目を挙げた。
松井は2回、先頭打者で迎えた第1打席、外角のカーブをとらえてレフト前ヒット。4回2死走者なしの第2打席は、真ん中に入った初球を逃さずセンター前ヒットで出塁すると、続くジアンビーの6号2ランでホームに生還。第3打席はファーストライナー。8回1死一塁の第4打席は、ショートライナー併殺打。この日は4打数2安打1得点。